病気と対処法

アレルギー性鼻炎Q&A


私たちの体には、外からの異物(アレルゲン)が入るとこれを排除したり、無害化する物質(抗体)をつくり、抗原の再侵入に備えるという防御システムが出来ています。このシステムのおかげで私たちの体は守られているのです。

ある特定のアレルゲンがたびたび侵入してくると、それに対して体内で大量に抗体が作られ、そのアレルゲンが再び侵入してきたときに、抗体がそれに過敏に反応して体に悪影響を及ぼすことがあります。それがアレルギーです。

鼻の中の粘膜にハウスダストや花粉などの抗原が付着しアレルギー反応を起こして、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状がおきます。

アレルギー性鼻炎のうちで、花粉が原因のものを花粉症と言います。花粉症もアレルギー性鼻炎のひとつのタイプということになります。

この手術は、鼻の中の下鼻甲介という粘膜のひだをレーザーで蒸散(焼く)ことによって、アレルギー反応を起こしづらくし、症状を軽減させるというものです。

手術自体は5〜10分くらいです。

鼻の中の粘膜の表面を、麻酔薬のスプレーと麻酔薬を浸したガーゼで、20〜30分くらいかけて麻酔します。

外来での日帰り手術になります。

ほとんどありません。

両側いっしょに行い、通常、手術は1回です。重症な方では2〜3回行うこともあります。

子供の場合個人差が大きいですが、10才くらいから可能です。

可能です。しかし、妊娠の初期などは避け、安定した時期に行います。出産を希望する場合には、妊娠前に手術することがベストです。

花粉の飛散する前に行ってください。スギ花粉症でしたら、11月から1月頃に手術を受けてください。

レーザーを照射した所の粘膜も、時間が経つと再生してきて、また症状が出るようになります。個人差はありますが、1〜3年くらい効果は持続します。症状の強いスギ花粉症の患者さんには、毎年シーズン前のレーザー手術をお勧めします。

現在まで、これといった副作用は認められていません。

健康保険の適応です。

3割負担で約6000円です。

手術前の検査をして、その検査結果を確認してから手術日の予約をすることになります。